SNSといえば、InstagramやXのように、現実的に繋がりのない誰もが交流できる場所を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
そしてそのような場所では、フォロワー数の多さに一定の信頼感や価値も存在しています。
しかし、Z世代の人々がSNSに求めているものは、不特定多数の大勢との交流ではなく、信頼できる友人や仲間とのやり取りです。
そのため、「BeReal.(ビーリアル)」のような加工しないありのままの日常を共有できるSNSや、招待された人物のみが利用できる「yope(ヨープ)」などが好まれています。
【BeReal.(ビーリアル)】
一日1回、ランダムで通知が届き、通知から2分以内に写真を撮影して投稿するSNS。カメラは前と後ろの両方で同時に撮影するため、加工や撮影済みの写真は使えない。そのため、飾らないありのままの自分と日常を投稿することができる
【yope(ヨープ)】
特定の仲間同士で写真を共有し合うSNS。知らない人物とは繋がることのなく、大切な信頼できる仲間とだけ交流できる。招待された人しか参加できないため、見知らぬ誰かに写真を見られることがないという安心感がある
【Jiffcy(ジフシー)】
リアルタイムでの文字のやり取りを楽しむSNS。
自分らしさを出しやすいSNSで、リアルタイムなやり取りができることが人気のポイント。
入力している途中も、修正している部分もすべて相手に見えているため、今悩んでいるんだな、考えながら書いてくれているんだなと、文字だけのやり取りでも感情が伝わりやすいと人気がでている。
【Whoo(フー)】
位置情報共有アプリ。自分が今どこにいるかを共有でき、友人がどこにいるかを知ることもできる。アプリ内で文字スタンプでのやり取りや、今いる場所の写真をシェアすることも可能。
位置情報がわかれば、「いまどこにいる?」などの個別の確認が不要になり、さらに保護者とも共有しておけば「いつ帰って来る?」といった連絡も不要になるため、タイパ(タイムパフォーマンス)がいいと人気のよう。
Z世代の若者は、フォロワー数を稼ぐよりも、信頼できる友人たちとの繋がりを大切にしているため、仲間内でだけ交流できる場所を求めていることが多いようです。
ただ、第三者との交流を拒否しているのではなく、場所によって使い分けており、各SNSによって閲覧用、交流用、投稿用、といったように、「ここでは何をするのか」をきちんと線引して利用しています。
少し前までは、ハッシュタグを使って入学生同士のつながりをつくる人も多く見られましたが、最近ではLINEのオープンチャットで情報収集やつながりを作ることが多いようです。
オプチャであれば専用のプロフィールを作ることができるので、匿名での飾らない情報を得やすいという利点もあります。
Z世代は、世間を騒がせたいくつもの炎上事件から個人情報を守ることの大切さを学び、交流は信頼できる人とだけ繋がれる、安心できる空間で行いたいと考える人が多いようです。
また、同時にさまざまな情報を知ることの大切さも知っているため、自らの手で情報を集めるために複数のアカウントを使い分けることもできる、独自の価値観や考え方を持っている世代とも言えるでしょう。