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2025年に話題になったインターネット・SNSトラブル

2025.12.22

今年もインターネット上では、多くのトラブルや炎上が発生しました。
その内容は、企業を狙ったランサムウェアから、なりすましやアカウントの乗っ取り、投資詐欺、はたまた個人の不適切な投稿による炎上など、原因も被害者も様々です。

今回は、2025年に話題になったトラブルの一部について、その原因や対策について解説していきます。

ケース1:Xでの個人アカウントの乗っ取りと詐欺

Xでは、ある日突然フォロワーから「あなたと同じ名前・アイコンのアカウントに金銭を奪われた」との連絡が届き、対応しようとして詐欺に巻き込まれてしまうという事案が確認されています。

 

身に覚えがなければ誰であっても否定しますが、相手からは「あなたが犯人だと思って、他の友人達に通報するように頼んでしまった。凍結するかもしれない、申し訳ない」等の言葉が返ってくるため、更に焦りを感じてしまうかもしれません。

 

その後、「あなたのアカウントが間違って凍結されないために、XサポートスタッフのDiscordへ連絡してほしい」とリンクが送られてくるのですが、このリンクこそが詐欺行為への入口になっているのです。

 

提示されたリンクをクリックすると、Xのスタッフを名乗る人物に繋がりますが、そこでアカウントに関連する個人情報を渡してしまうと、本当に自分のアカウントが乗っ取られてしまい、あなたのもとに届いたような詐欺DMをばらまくために利用されてしまいます。

 

この場合、最初に連絡をくれたアカウントはすでに乗っ取られています。

知り合い(フォロワー)からの連絡だからと警戒心が薄い状態でやり取りを始めてしまうことで、詐欺に巻き込まれる人が増加しているようです。

 

(対策)Xで発生している問題に対して、外部チャットツール(Discordが多い)に誘導する時点で詐欺ではないかと疑いましょう。

このような連絡が届いた場合は、個人間のやり取りで解決しようとするのではなく、Xのサポート窓口に問い合わせましょう。

ケース2:被害額の大きい投資詐欺

投資詐欺の場合、動画サイトで表示される広告や著名人を名乗る人物からのメール、「確実に儲かる方法教えます」などと発言しているアカウントと接触することで、特定のグループへ誘導され、投資した金額を増やすどころか全て奪われてしまうことがあります。

 

誘導された先のグループにはサクラが待機しており、「私、この方法で儲かりました!」などと本当に利益を受け取っているかのような発言をすることで、被害者を信用させていきます。

投資詐欺の場合、投資金や手数料の要求以外にも、講座料などの項目でお金を取られ続けることがあります。

このような詐欺では、最初から金銭の振込だけをさせるのではなく、やりとりの途中で利益の一部として金銭が振り込まれることがあります。もちろん、投資した額には届きませんが、少しでも手元に返ってくることで、被害者に「きちんと運用して利益が出ている」と信じさせることができます。

 

このような手法で相手を信じて振込を続けていると、ある日突然、相手との連絡が途絶え、何も手元に残らずに終わってしまうのが投資詐欺です。

相手とのやり取りを信じ、複数回に渡って金銭を振り込んでいるため、他の詐欺事件よりも被害金額が高額になりやすいようです。

 

(対策)「確実に儲かる」「絶対に儲かる」などと言いながら投資を進めているアカウントは怪しいと考えましょう。投資は時と場合によってはマイナスも発生するため、絶対に誰でも儲かる方法とは言えません。

ケース3:飲食店での迷惑行為による炎上

過去に何度もネット上に投稿され、さまざまな人が大きなトラブルに発展しましたが、それでも繰り返されるのが迷惑行為動画による炎上です。

 

店舗内備品へのイタズラ、商品への不衛生な接触など、「その場のノリでオモシロイと思ってやった」ことを本人がSNSに投稿して炎上しているパターンが多いでしょう。

 

こういった投稿は、第三者によって個人を特定しようとする動きが出やすく、その結果、投稿者や動画内に登場している人物の個人情報が流出するケースが少なくありません。

そして、彼らが所属している学校や会社なども特定され、迷惑行為に関連する通報が多方面から行われるため、業務妨害が発生する恐れもあります。

 

一度ネット上に投稿してしまうと、どこまで拡散・保存されたかの追跡は困難になり、デジタルタトゥーとして残り続けることで、就活などで不利になることもあります。

そもそも、自分の意志で迷惑行為動画を投稿しているため、どのような被害にあっても、周りからの擁護は得にくいでしょう。

 

また、迷惑行為を行った店舗などから訴えられる可能性もあり、高額な損害賠償請求をされることもあります。

 

(対策)当たり前ですが、迷惑行為は行わないこと。一時の感情で迷惑行為をした場合、自分自身の進学就職はもちろん、親や兄弟、親族、さらには友人や恋人にまで影響が及ぶ可能性もあります。解雇や退学などにもつながるかもしれません。

また、「鍵垢だから拡散されない」というのも間違いです。悪意なく友人間で動画が共有される可能性もあるため、ネット上に公開した時点で拡散される可能性は0ではないと考えておきましょう。

まとめ

SNSや動画サイトなど、ネット上はどこにでも危険が潜んでいるので注意が必要です。

アカウントや情報を守るために、自分にできる対策として、

 

・利用できるアプリやサイトでは、二要素認証を設定する

・セキュリティソフトの利用やパスワードの設定など、基本的な対策も行う

・あなたを守るためのパスワードです。使いまわしをせず、誕生日や名前など推測されやすい言葉を使わない

・「絶対に・確実に儲かる」などと断定して話しているのはすべて詐欺と考える

 

などを実施していきましょう。

 

炎上につながる迷惑行為は、そもそも誰も幸せにならないことなのでやめましょう。友人や知人が迷惑行為をしていたら、きちんと止める側になりましょう。

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