ハロウィン当日のイベントにおいては、盗難、痴漢、喧嘩などのトラブルや、一般店舗を「更衣室」代わりに使う迷惑行為、大量に放置されるゴミの問題も増加しているようです。人が多く集まり過ぎて、将棋倒しによる圧迫事故や交通事故が起きる危険性も考えられます。
上記のような、イベントにおけるリアルな注意点もたくさんありますが、ソーシャルメディアに関連する注意点についても、下記に挙げてみます。
また、年々、リアルな傷などの特殊メイクを行ったり、露出の多い服装を行う人が増加していますが、凝った仮装は人の目を引くため、撮影の対象になりやすくなります。
知らない内に撮影され、無断でソーシャルメディアで画像が晒されてしまうこともあります。昨年のこの時期のネットパトロールでは、傷などの特殊メイクの画像をソーシャルメディアに投稿している生徒を多く見かけました。
血やグロテスクなものを不快に思う人もいることや、制服を着用した状態で傷メイクの撮影を行うことの是非など、学校でも話題に上げ、注意を促していただければと思います。
また、イベントに参加においては、同じイベントに参加しているという仲間意識が生まれ、面識のない人からも声を掛けられやすくなります。その場の雰囲気にのまれて連絡先を交換をして、その後トラブルに発展してしまう恐れもあります。面識のない人からの声掛けには十分注意してほしいと思います。
その他、昨年は、深夜までイベントに参加していた生徒もいたようです。ハロウィンに限ったことではありませんが、軽い気持ちで深夜に出歩くと、犯罪被害に遭ったり、非行のきっかけになる危険性や、生活リズムが崩れて学校に遅刻してしまったり、休みがちになったり、という問題にもつながりかねません。子どもたちが深夜徘徊のために危険に晒されないよう、大人からの注意喚起も行ってまいりましょう。わたしたちも、ソーシャルメディアを通して、子どもたちの生活を見守ってまいります。