2018年2月の「青少年インターネット環境整備法の改正」により、携帯電話ショップでは、次の3点が義務付けられました。
①青少年確認…端末購入時に、契約締結者又は利用者が18歳未満かの確認
②フィルタリングの説明…青少年有害情報閲覧の恐れ、フィルタリングの必要性・内容を保護者又は青少年に対し、説明
③フィルタリング有効化処置…契約とセットで販売される携帯電話端末等について、販売時にフィルタリングソフトウェアやOSの設定を行う
参考:総務省 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/filtering.html
即ち、利用者が18歳未満の場合は、携帯電話やスマートフォン等の購入時には、フィルタリングサービスの設定が義務化となりました。しかし、2018年2月以前に購入した場合や、保護者の方が利用していた端末をお子さまへ譲って利用する場合は、フィルタリングが設定されていない場合があります。その場合は、各ご家庭での設定や、ご利用の携帯電話ショップでの設定が必要となります。
以前は、インターネットに接続する場合は、携帯電話会社のネットワーク経由での接続となっていたため、各社のネットワーク上で制限するサービスが主流となっていました。しかし、現在はスマートフォンなどで、Wi-Fiなど各社のネットワークを経由しないでインターネットに接続する事が可能となりました。その為、現在では、各端末にある設定やアプリなどによるフィルタリングサービスが必要となっています。
このほか、携帯電話事業者が提供するフィルタリングサービスでは、閲覧制限の対象となっているサイトやアプリについて、保護者が閲覧可能なサイトを個別に設定できるカスタマイズ機能が備わっているものもあり、この機能を利用すれば、お子さまの成長やご家庭の方針に合わせて閲覧可能な範囲を設定することができます。
参考:総務省 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/filtering.html
携帯電話会社の大手3社では、次の4段階で設定が可能となっています。
①小学生モード
②中学生モード
③高校生モード
④高校生プラスモード
各社、普段利用させたいアプリなどは追加できるようにに、カスタマイズ設定もあります。
参考:
docomo https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/csr/safety/recommend/
au https://www.au.com/mobile/service/anshin-filter/service/
SoftBank https://www.softbank.jp/mobile/service/filtering/anshin-filter/access_control/
各社の「安心フィルター」サービスの設定に関しては、各社のHPを参照ください。
docomo https://www.nttdocomo.co.jp/service/anshin_filter/usage/index.html
au https://www.au.com/mobile/service/anshin-filter/usage/
SoftBank https://www.softbank.jp/mobile/service/filtering/anshin-filter/howto/
以上、いかがでしたでしょうか。保護者の皆様には、お子さまを守る為にも、フィルタリングサービスを利用していくようお伝えいただければと思います。