ゲームアカウントの非公式RMT市場は2600億円規模! 「RMT市場分析レポート」を公開
資料請求はこちらから( https://stena.chillstack.com/contact ) パブリッシャーが関与しない非公式な場で行われるRMT(Real Money Trade)の規模は、オンラインゲーム市場の拡大と共に増加しています。 RMTとは、現実社会の現金を使ってゲーム内の仮想アイテムやアカウントをパブリッシャー以外の第三者から受け取る、または譲渡する行為です。 …
こちらに記載されているように、RMT(リアルマネートレード)市場は2600億円規模と非常に大きく、一ヶ月あたりの出品数も2019年の5月~7月は毎月17万から18万くらいと、多くのゲームアカウントが売り出されています。この数字は「大手非公式RMTサイトでのゲームアカウント取引額の集計データ」となっていますので、SNSを利用した個人間の売買も加味すると更に大きな市場となっています。
また、この中に記載されている「パブリッシャー」とは、ゲームの企画・宣伝・販売・流通を行う企業を指し、多くのゲームではゲームアカウントの売買は禁止されているため、
ゲームを提供している企業にとっては非公式での取引が行われている状況となっています。
ゲームアカウント販売は当たり前–最新中高生お小遣い稼ぎ事情
10代向けファッション誌では、節約しておしゃれする特集がよく組まれている。お小遣いは頭打ちなので、自分で稼いだり節約したりして乗り切るのが当たり前なのだ。「クーポンアプリで10円オトク!」「ポイントアプリで1円ゲット!」など、中高生がかなり細かい節約に励んでいることがわかる。「ポイントサイト利用は当然だし、どこかに食べに行くときはスマホでクーポンがないかどうか探すのも当たり前」。 …
こちらには、中高生のお小遣い稼ぎ事情ということで、ゲームアカウント売買やレベル上げ代行を行っている状況が記載されています。
RMT自体は、日本の法律では取り締まりの対象ではないため、現時点では違法にはなりませんが、「米国や韓国などRMT行為を禁止する法律がある国も多くある」とのことですので、日本でも法律で取り締る動きも出てくるかもしれません。
ゲームアカウントの売買で起こり得る危険性とはどの様なものがあるか、記載されているサイトを紹介致します。
アカウント共有すると危険? 売買は違法? 思わぬトラブルを防ぐ5か条
スマホ全盛の時代にインターネットを使った思わぬトラブルにあわないよう、話題になっているセキュリティの手口や事例を解説し、今さら聞けない素朴な疑問に答える新連載がスタート。第1回は「アカウント」のお話。 SNSやショッピング、動画視聴にオンラインゲームなど、さまざまなインターネットサービスを使用する際に必要な「アカウント」。最近は若者を中心に、 …
※こちらの4つ目の項目「オンラインゲームのアカウントを販売したら……?」に記載されています。
「あつ森」の人気キャラ、数千円でネット販売 任天堂は禁止、違反者はどうなる?
2020年3月に発売され注目を集めている「あつまれ どうぶつの森」(あつ森)の人気キャラクターなどが、現実の通貨などによる「RMT(リアルマネートレーディング)」で取引されていると報じられ話題となっている。 ネットで検索すると、あつ森のRMTを取り扱うサイトが複数みつかり、人気キャラクターだけでなく、ゲーム内通貨なども販売している。 …
こちらの2つのwebページを見ると、次のような危険性があることがわかります。
他にも「RMTを仲介する事業者も、利用規約でRMTが禁止されていることを知りつつ、それをあっせん、推奨したということで、ゲーム会社に対する不法行為責任を問われる可能性もある」との記載もあります。
ゲームアカウントの販売には、上記のような危険性がありますので、生徒や保護者の皆様には注意喚起の必要があります。
ゲームアカウントの売買だけではなく、インターネット上のトラブルで危険なのは、現実の世界に影響が出てくることです。最悪なケースとして、インターネット上のトラブルが原因で脅されたり、人間関係が悪化することが出てきます。また、インターネット上にはその記録が残ります。
インターネット上の特徴を理解し、危険に遭わない利用をする必要があります。