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新学期に向けて見直したいスマートフォンと子どもの付き合い方

2018.02.06

2018年度が始まるにあたり、スマートフォンにまつわるトラブルの危険性や新しい法律についてまとめました。保護者の方々へのお便りなどに使っていただくことができます。

新学期に向けてスマートフォンを持ちたいと考える学生が多いものですが、正しい使い方をしなければネットトラブルやSNSトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。昨今の学生に多いスマホ事情やトラブルとあわせて、2018年2月に施行された新しい法律を紹介していますので、新学期や入学式が始まる前に、保護者の方にぜひお伝えください。

その1 スマホの貸し借り

以前から、子どもたちが保護者の解約済みのスマホやiPadを使用するという話がありますが、最近は子どもたちの間で、中古スマホの貸し借りが流行っているようです。

なぜスマホの貸し借りが起きる?

子どもは、スマホを持っていない友人がいると「連絡するのに不便」という理由から、自分の中古スマホを貸すそうです。解約後のスマホになると保護者はあまり気にしないことが多いようですが、フリーのWi-Fi環境があればインターネットに接続でき、アプリやスマホゲーム、ソーシャルメディアでのやり取りが自由にできてしまいます。

どのようなネットトラブルが考えられる?

「家庭内で子どもにスマホを持たせていないのに、気づいたら子どもが友人の中古スマホを持っていて驚いた」という話も耳にします。中古とはいえ、故障してしまうと弁償する必要が出てくることもありますし、元の持ち主のクレジットカードの情報が入っていれば、スマホゲームやアプリに課金すると請求が行ってしまうかもしれません。

新学期や入学式を迎える前に、保護者の方々へこの実態をお伝えいただき、中古スマホを持っている子どもには「むやみに人に貸さないこと」、持っていない子どもには「友人から気軽に借りないこと」を伝えるように注意喚起していただければと思います。一声かけることによってネットトラブルやSNSトラブル予防になります。

その2 「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境整備に関する法律」第六条 保護者の責務

2月1日、総務省により「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」が改正され、18歳未満が携帯電話やスマホを契約・機種変更するときにはフィルタリングが義務化されました。この法律では、未成年者のインターネットの利用にともなう保護者等への責務も課せられており、第六条には以下のように記述されています。

保護者の責務(保護者は、インターネットにおいて青少年有害情報が多く流通していることを認識し、自らの教育方針及び青少年の発達段階に応じ、その保護する青少年について、インターネットの利用の状況を適切に把握するとともに、青少年有害情報フィルタリングソフトウェアの利用その他の方法によりインターネットの利用を適切に管理し、及びその青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得の促進に努めるものとする。

「青少年のインターネット利用の現状と安心・安全な利用環境整備のための取組 」p.16
http://www.soumu.go.jp/main_content/000303936.pdf

家庭内でのスマホ利用の指導は、購入時で終わってしまいがちですが、保護者は家庭内でのルールをしっかりと定めた上で、定期的に子どものスマホの利用状況を確認していく義務があると法律で定義されました。2月1日に施行された法改正を機に、改めて子ども達のスマホの利用状況を見直してみてはいかがでしょうか。学生に人気の高いアプリやスマホゲーム、SNSなどの状況を確認することも大切です。「スマホの活用はネットトラブルと紙一重」といった危機管理意識を持つことが、トラブルを未然に防ぐ第一歩と言えます。

その3 フリマアプリの制服出品について

3月になると、卒業生によりメルカリ、ラクマ等のフリマアプリへ多くの制服が出品がされます。学校の制服は、数万~数十万の高値で取引されるため、10代の生徒達にとって、とても手軽にお金を得られる商品となっています。

若年層に人気のフリマアプリ、メルカリでも、これまで複数の制服が出品されていました。メルカリガイドラインでは「クリーニング済みでない学生服のみ」禁止されていたため、通常の商品と同様に取引が行われ、取り締まることが難しい状況でした。

しかし、2月8日にメルカリのガイドラインが改定され、「使用済みの学生服類」が、メルカリでの違反商品に該当するようになり、使用済みの学生服類はクリーニング済みであっても出品できないことになりました。

禁止されている出品物

下着類、スクール水着、体操着、学生服類などで使用済みのもの

主な違反商品

  • 使用済みの下着類
  • 使用済みのスクール水着
  • 使用済みの体操着
  • 学用ブルマ
  • 使用済みの学生服類
  • 上記と同等品と判断するもの
  • その他記載内容、金額や着用画像の掲載などによりブルセラと誤認する可能性があると事務局が判断するもの

「メルカリガイド 禁止されている出品物」下着類、スクール水着、体操着、学生服類などで使用済みのもの
https://www.mercari.com/jp/help_center/getting_started/prohibited_items/#a8

上記のようにガイドラインが改定されましたので、生徒、保護者の方々へは、学校の制服等は販売しないようご周知いただければと思います。

その4 各家庭でのルール作り・フィルタリングなどご家庭におけるネットトラブル対策イメージ

ご家庭でのルール作りやフィルタリングについてなど、基本的な内容は、印刷して配布いただけるpdfをご用意しました。下記よりダウンロードも可能です。

私たちは、対策としてネットパトロールを提供しています。

ネットトラブルに巻き込まれることを未然に防ぐ対策として、弊社ではネットパトロールのサービスを学校・自治体へ提供しています。ネットパトロールは、子どもたちの被害を防ぐため検索・監視を行い、学校非公式サイト等やSNSの不適切投稿の早期発見に繋げています。個人情報流出やネットいじめや、出会いや犯罪等に繋がる恐れのある投稿をいち早はやく学校関係者へ報告し、その対策について総合的に支援するコンサルティングサービスです。

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