ストーリーズの足跡機能やアーカイブ機能など、Instagramは頻ぱんに新機能の搭載を行っています。その機能には、いま中高生のなかで流行しているソーシャルメディアによく似ているものが多く見られます。Instagramが流行のソーシャルメディアのほとんどすべての機能を持ち、子どもたちがそちらへ移行していく日もそう遠くはないかもしれません
LINEやfacebookメッセンジャーなどの連絡機能を持つアプリでは当たり前のものとなっている「ビデオチャット機能」がInstagramにも搭載されました。
Instagram上のメッセージの受信箱からチャットルームを開き、ビデオボタンを押すことで簡単に通話が可能です。また、画面を小さくして他のInstagramを操作したり、他のアプリを操作することや、4人までのグループ通話も可能で、LINEの機能とほとんど遜色がありません。
注意点
写真一枚目飛行機のマークから、チャットを行う機能を開くことができ、二枚目の各ユーザーとのチャットルームのビデオのマークを押すと、ビデオ通話可能
最大10分(*)の動画を投稿することの出来るサービスです。専用のアプリケーションもありますが、Instagram内でもアプリケーションとほぼ同様に閲覧可能です。ユーザーの間では「インスタ版YouTube」とも言われています。
この動画は、以前ご紹介したストーリーズ機能とは異なり、24時間たっても自動的には消えませんが、公開した後から動画を自分で削除することは可能です。Instagramのアカウント情報をそのまま使用するので、フォロワーや非公開設定なども引き継がれます。
*有名人の公式アカウントなどは最大60分の動画の投稿が可能。一般のユーザーは最大10分の動画限定
生配信やアーカイブ機能など多くのアップデートを行い、Instagram内でも一大コンテンツとして流行しているストーリーズにも、様々な新機能が搭載されました。今回は特に、既存の別のソーシャルメディアによく似た機能を紹介します。
日本ではまだ利用できないようですが、今中高生の中で大人気のtiktokのように、ストーリーズにBGMを付けることの出来る新機能が登場しました。ストーリーズの編集画面から、スタンプの選択画面を開き、その中から音符のマークを選択すると、楽曲の一覧が表示されます。人気順やジャンルだけでなく特定の曲を検索することも可能です。
こちらは、ストーリーズでフォロワーに質問をしたり、質問を募集し、それに答えることができる機能で、以前の情報提供メールで紹介した「質問箱」によく似たサービスです。既存の質問箱サービスと大きく異なる点は、匿名性が非常に低い点です。ストーリーズの投稿者は回答や質問が誰から送られてきたかを知ることができます。
既に芸能人や企業のアカウントがこのスタンプを活用しています。音楽スタンプと同じく、ストーリーズの編集画面から、スタンプの選択画面を開くと、3つの質問スタンプが表示されます。投稿者は質問や選択肢などを入力してストーリーズを投稿し、閲覧者はその質問に回答することが可能です。ストーリーズのスタンプとして投稿されるので、24時間で投稿は消え、その後回答することはできません。
写真1、2枚目 投稿者がフォロワーに質問することが出来るスタンプ
写真3枚目 投稿者がフォロワーから質問を募ることが出来るスタンプ(既存の質問箱とよく似た機能)