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トレンド入りする「グロ画像」自分の身を守るためには

2019.07.18

2019年も半分が過ぎ、SNS上では様々なトラブルがありました。特に自殺・事件などの画像や動画がSNS上にアップされ、トレンドなどに入り、沢山の人の目に触れ、不快な思いをする方も多かったと思います。
今回は、このようなセンシティブな投稿への対応策について紹介します。

上半期の事件のまとめ

5月上旬には大阪駅で起きた飛び降り自殺の一部始終の動画、5月下旬には21歳の女性が知人男性を刃物で刺した事件の直後と思われる事件現場がTwitter上に投稿されてしまいました。また、とある女性タレントがアフリカ象の密猟に対する批判の一貫として、密猟シーンの画像を投稿しています。

さらにユーザー自身がグロ投稿を行うものだけでなく、人気のツイートにグロテスクな画像を返信する迷惑行為「グロ画像テロ」なども話題になりました。

自衛のために

TwitterなどのSNSには画像・動画の表示設定を変更する機能があります。これを利用をすることで、一定程度そのような画像を目にする危険性は下がるので、設定されることを推奨します。

Twitter
  1. プロフィールアイコン をクリックする
  2. メニューから [設定とプライバシー] を選ぶ
  3. [プライバシーとセキュリティ] を選ぶ
  4. [画像/動画]から[センシティブな内容を含む可能性のある画像/動画を表示する]のチェックボックスをクリックし、チェックを外す 
Instagram

InstagramにはTwitterのようなセンシティブな画像を表示しない設定はありません。
Instagramはフォローしていないユーザーの投稿を見る機会がTwitterに比べて少ないので、フォローするユーザーにをつければそのような画像が目に触れてしまう危険性は低いと言えます。検索をしないなどの自己防衛も重要です。

他衛のために

他の人にショッキングな画像・動画を広めない「他己防衛」も非常に重要です。そのような画像を含む投稿はリツイートやそれを受けた投稿をするユーザーが大勢いることでトレンド入りし、より多くの人の目に触れてしまうケースがほとんどです。他のユーザーに不快感やショックを与える可能性のある投稿のリツイートにはきちんと責任を持つことが必要です。また、Twitter上では、いいねした投稿もフォロワーのタイムライン上に反映される可能性があります。Twitter上の投稿の拡散ではリツイートではなく、「いいね」から他のユーザーの目に触れるケースも多いので、細心の注意が必要です。

前述の「グロ画像テロ」では、返信を行われ被害にあった投稿者たちが自ら「#このリプ欄にはグロ画像があります」等のハッシュタグを用いて、多くの人の目に触れないような他衛対策を行いました。このような動きには非常に効果があり、これに付随して行われた違反通報もあり、事態は終息に向かうという事例がありました。このことから、他衛がそのような画像が拡散され、多くの人の目に触れてしまう事態を防ぐ、抑止力になることがわかります。

ショッキングな画像・動画がSNS上に出回ることは以前からあり、今後も完全にはなくならないインターネットトラブルです。自分自身が気を付けることは勿論、他のユーザーへの配慮も欠かせません。

参照

Twitterで不適切画像をリプライする迷惑行為横行 Twitter「対策行う」とコメント
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1801/15/news066.html

新宿で21歳女性が男性を刺した事件の現場写真が拡散、「グロ画像」は違法になる?
https://www.bengo4.com/c_23/n_9686/?fbclid=IwAR1jpGKu3gDm9sTD1v1DUGu_fggNO26o5-tZahOv18Kp-ihb5XrpraCZPwQ

私たちは、対策としてネットパトロールを提供しています。

ネットトラブルに巻き込まれることを未然に防ぐ対策として、弊社ではネットパトロールのサービスを学校・自治体へ提供しています。ネットパトロールは、子どもたちの被害を防ぐため検索・監視を行い、学校非公式サイト等やSNSの不適切投稿の早期発見に繋げています。個人情報流出やネットいじめや、出会いや犯罪等に繋がる恐れのある投稿をいち早はやく学校関係者へ報告し、その対策について総合的に支援するコンサルティングサービスです。

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