スレッズには様々な機能があります。
Twitterとの比較は以下の通りです。
・テキスト投稿機能
スレッズでは最大500文字の投稿が可能です。Twitterの場合、無料版では140文字、有料版では1万文字の投稿が可能です。
無料版でも文字数が多く、よりたくさんの情報を伝えることができます。
・画像投稿機能
スレッズでは最大10枚の画像が投稿できます。Twitterでは最大4枚の投稿が可能です。
タイムライン上で、Twitterでは複数枚投稿した際には画像の一部を表示してスクロールしなくてもすべての画像の一部が閲覧できますが、スレッズでは複数枚投稿すると画像の全体が表示されすべての画像を閲覧するには左右にスクロールする必要があります。
・動画投稿機能
スレッズでは最大5分の動画が投稿できます。無料版のTwitterでは2分20秒、有料版では60分の動画が投稿できます。
・いいね機能
スレッズとTwitterどちらにもいいね機能が搭載されています。Twitterでは投稿を見た人は全員いいね数を知ることができますが、スレッズでは投稿した本人だけがいいね数を把握することができます。
・再投稿機能
Twitterでは「リツイート」として知られる他の人の投稿を自分のタイムライン上でも表示する機能です。スレッズでも実装されており、Twitterと同様に引用投稿も可能です。
〇SNS依存への配慮
スレッズではSNS依存に配慮した機能として「いいね」の非表示と「休憩」機能が実装されています。
スレッズの機能でもご紹介した通り、「いいね」の数は本人以外にはわからないようになっています。過度に承認欲求を満たすことにとらわれないように配慮されています。
また、スレッズには「休憩」という指定した時間を超えて使用するとリマインダーが表示される機能があります。スレッズの「設定」から「アカウント」を選択し、「休憩」を選択することで設定できます。10分・20分・30分・受け取らない、の選択肢があり自分の状況に合わせて設定できます。初期設定では受け取らないになっているので自分で設定する必要があります。
〇低い匿名性
Twitterと大きく異なる点として、低い匿名性があげられます。
スレッズを登録するにはInstagramのアカウントが必須で、Instagramアカウントとは連携されます。
具体的には、スレッズのアカウントIDがInstagramIDと同じになること・スレッズでの初投稿の際にInstagramのフォロワーに通知が行くこと・双方のプロフィールにアカウントが表示されることがあげられます。
スレッズのアカウントを非表示にしても、Instagramのフォロワーをスレッズでフォローしなくても、何らかのタイミングでInstagramのフォロワーにはスレッズのアカウントはわかってしまいます。
Twitterでは匿名で知らない人と繋がれることが特徴ですが、スレッズではInstagramの延長線上の人間関係を深められることが特徴です。
スレッズにはTwitterと比べて実装されていない機能があります。
Twitterとの比較は以下の通りです。
・フォローしている人のタイムライン
スレッズでは自分がフォローしている人のみのタイムラインは閲覧できません。フォローしている人と、そうでない人が混ざってタイムラインに流れてきます。また時系列もバラバラです。Twitterではフォローしている人のみのライムラインと、フォローしている人とそうでない人が混ざったタイムラインの二つがあります。
現在、フォローしている人のタイムラインを閲覧するには、一人ひとりプロフィールに飛んで閲覧する方法しかありません。
・検索
Twitterでは単語、ハッシュタグ、アカウントなどの検索ができますが、スレッズではアカウントの検索ができません。
また、スレッズではそもそもハッシュタグ機能はありません。
・DM機能
他の人に見られることなく相手と個別にチャットできるDM機能は現時点ではスレッズには実装されていません。相手と個別で話したい場合は、プロフィールからInstagramのアカウントに飛んで、Instagram上でDMする必要があります。
・アカウント削除
スレッズにはアカウントを削除する方法がありません。どうしてもアカウントを削除したい場合はInstagramのアカウントごと削除する必要があります。
一度作ってしまうとアカウントが削除できず、またInstagramとの連携も解除ができないので注意が必要です。
今回お伝えした情報は2023年7月13日時点での情報です。今後さらなる機能の追加が行われると思われます。
スレッズとTwitterは一見似たようなSNSですが、機能には様々な違いがあります。
それぞれの機能を理解し、目的に合わせて適切な使い方をすることが大切です。
また、子供たちの使い方にも注視し、安全で楽しいSNSライフを送れるようにしていきたいですね。