2016.09.07
専門機関への委託をすることで、これまでチェックできなかったインターネット上の投稿を把握・判断することが可能に。学校の危機管理の手助けとして活用
インタビュー日時: 2016年7月19日
担当者様: 事務局 清水様
共学・別学: 男女共学
清水様)まずスクールガーディアンを知ったのは、前任の教頭先生より引き継ぎの際に聞いたタイミングでした。 スクールガーディアンを導入する以前は、インターネットの問題に関しての対応として、学校で利用している端末はフィルタリングによる(出会い系サイト、猥褻な画像等)閲覧制限をする、ネット利用に関する教育は情報教育(倫理)によって対応しておりました。また、担当の先生が調べたりということもしていました。 ただ、変化の早いインターネットをチェックし続けるのは学校内だけでは難しいと思い、SNS等をチェックする業務を軽減する目的で導入を検討しました。 検討の中で、スクールガーディアンによるネットパトロールは投稿のリスク分類チェックが全て人的判断によって行われているという部分と、レポートにまとめて提出されるという部分に価値を感じ、導入を決めました。
清水様)基本的には報告書は管理職のみの公開として見ていますが、率直な感想としては、成長し続けるインターネット環境下における投稿のチェックは、自学のみだけで確認することには限界があると推察しているので、効果的な対応であると感じています。 実際の効果として、今までインターネット上の投稿は確認が困難でしたが、そのチェックを外部専門機関へ委託したため、レポートの判断結果やリスク理由を参考にインターネット上の投稿内容を把握・判断することが可能となりました。 インターネット上の投稿から生徒や学校に危害が及ぶこともあり、スクールガーディアンは学校の危機管理対策の一環として利用する価値があると感じています。
私たちは、ネットパトロールを提供しています。ネットトラブルに巻き込まれることを未然に防ぐ対策として、弊社ではネットパトロールのサービスを学校・自治体へ提供しています。ネットパトロールは、子どもたちの被害を防ぐため検索・監視を行い、学校非公式サイト等やSNSの不適切投稿の早期発見に繋げています。個人情報流出やネットいじめや、出会いや犯罪等に繋がる恐れのある投稿をいち早はやく学校関係者へ報告し、その対策について総合的に支援するコンサルティングサービスです。 |
清水様)いじめ問題に限らず、軽度ではあるが精神的な病を抱える生徒は少なからず存在します。そういった生徒がSNSを利用してその思いを伝えるケースもあるため、自虐、傷害対応の早期発見ツールとしての利用も可能だと考えています。そういった観点で悩まれている学校にも導入を検討する価値はあるのではないかと思います。
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清水様、お忙しい中でインタビューにご協力いただき、
ありがとうございました!
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