2022.07.21
24時間365日体制の相談窓口としてClassi版スクールサインを導入
インタビュー日時:2022年5月
学校名:緑ヶ丘女子中学校高等学校
担当者様:竹之下先生
共学・別学:女子校
導入公開: 生徒・保護者に全面周知
竹之下先生)元々夏休みなどの長期休暇期間中に心配事があれば通報できるようなシステムがあったほうが良いと思い、スクールサインを導入しました。我々教員ではどうしても24時間365日の対応が難しく、いつでも通報できるスクールサインに魅力を感じたのです。昨年あたりからClassi版はClassiに載せられるだけではなく、生徒が所持している端末への事前登録が不要だと伺って、切り替えることにしました。
竹之下先生)本校では、生徒・家庭・学校をつなぐためのツールとしてClassiがかなり定着していたので、別のサービスを入れないで済むのは良いと思いました。これまではClassiを通じて、生徒の端末にスクールサインの事前登録をするよう対応を促していたのですが、「面倒くさい」「必要ない」と言う生徒も少なからずいました。Classi版スクールサインはすでにClassiの中に入っているので、生徒にも保護者にも使い方の説明だけで済み、時間と労力が少なく導入できたと思っています。
竹之下先生)本校は、担任の先生が生徒と関係性を築くことにかなり注力してくれています。そのため、生徒が困ったことを伝えやすい環境ではあると思いますが、生徒達が学校から離れる長期休み期間や放課後など、どうしても目が届きにくい部分が出てきます。そこを補うツールとして、スクールサインを活用したいと考えていました。多感な時期である生徒は、どこでどんな影響を受け、思い悩んでしまうことがあるかもわかりません。それもスクールサインでサポートできれば良いと思います。
利用実態統計ダウンロード2022年度のスクールサインに寄せられた投稿のうちいじめ投稿の割合や、投稿時間の統計など利用実態をまとめた資料のダウンロードはこちらです。 実際にスクールサインにはどんな投稿が多いのか、どんな使われ方をしているのか、関心のある方はぜひご利用ください。 |
竹之下先生)保護者の方からは通年通報が可能になって安心した、というお声をいただいています。教員は端末への事前登録が不要になり、生徒への説明が簡略化できてよかったと言っています。「導入が楽になった」とは、2・3年生も口にしています。
竹之下先生)長期休暇前にガイダンスを実施して周知しました。中でも一番長い夏休みにはスクールサインを使う機会があるかもしれないので、これからは夏休み前に生徒指導部から情報を発信していきたいです。
竹之下先生)「投稿を特定されてしまうかもしれない」という生徒側の心理的ハードルを下げるために、「無記名」や「学年だけ記入」など、投稿者側が入力する内容を決められたら良いなと思います。言いたいことを言える生徒とそうではない生徒がいますが、どのような手段を使ってもみんなが言いたいことをきちんと言える学校が理想的です。
竹之下先生)通常学校が対応できない時間帯にも生徒や保護者からの声を拾いたい、という学校におすすめしたいです。夜間などは、教員の対応が難しい時間帯になってきますし、最近は退勤時間を過ぎると電話受付を終了している学校が多いので、そのような学校にいつでも連絡を受けてくれるスクールサインはおすすめです。生徒のために頑張っている先生の負担を、スクールサインが少しでも肩代わりしてくれたらその先生も守られますし、学校や生徒も救われるのではないでしょうか。
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お忙しい中インタビューにご協力いただき、 ありがとうございました!
法人:学校法人 緑ヶ丘学院
学校名:緑ヶ丘女子中学校高等学校
所在地:〒238-0018 神奈川県横須賀市緑が丘39
HP:https://www.midorigaoka.ed.jp/