2017.03.08
スクールガーディアン導入により、生徒の不適切投稿への抑止力効果を実感。今後の時代を生きていく生徒のための指導活用として
インタビュー日時: 2017年1月18日
担当者様: 生徒指導部長 竹内先生
共学・別学: 女子校
導入公開: 生徒・保護者に全面周知
竹内先生)鈴木さん(スクールガーディアン営業担当)のセールスです(笑)。最初はちょっと怪しいな、こういうもので商売できるのかという印象でした。 ただ、考え方は面白いと思いました。
内容を見せてもらい、金額的にも難しいと感じましたが、年4回プランを提案されたことにより校内で提案しやすくなり、それに匹敵する価値のあるものだと思ったので会議にかけてみたところ導入が決まりました。
竹内先生)抑止力として、絶大な効果がありました。導入前、生徒達は鍵をかけたりせず自由にSNSを使用していました。生徒自身ネット使用上のモラルができていない状況 でした。スクールガーディアンからの報告を受け、指導することで生徒が個人名の記載を控えたりするなど、意識を持つようになりました。
私たちは、ネットパトロールを提供しています。ネットトラブルに巻き込まれることを未然に防ぐ対策として、弊社ではネットパトロールのサービスを学校・自治体へ提供しています。ネットパトロールは、子どもたちの被害を防ぐため検索・監視を行い、学校非公式サイト等やSNSの不適切投稿の早期発見に繋げています。個人情報流出やネットいじめや、出会いや犯罪等に繋がる恐れのある投稿をいち早はやく学校関係者へ報告し、その対策について総合的に支援するコンサルティングサービスです。 |
竹内先生)導入前は仕事が増えると思っていました。「報告が大量に来て対応に追われるのでは?」と懸念していましたが現状では仕事が減ったと実感しています。
確かに初回はそれなりの対応が必要でしたが、二回目以降は報告の件数も落ち着いてきたので、 それに対しての対応のみで済むようになりました。
竹内先生)スクールガーディアンから報告を受けたものからニックネームを確認し、生徒の目星を付け、鍵が掛かっていない場合は指導をしています。内容に問題があった時にはその報告をプリントアウトし、各学年の生活指導担当に消しなさいと、指導するよう指示しています。
制服での行事の打ち上げなどが見つかった場合はアカウントを削除させ、その事例を大きく校内で広報しています。問題の起きた学年だけではなく、入学時、全校集会でも周知し、実際にあった生徒にも周りに同じ目に合わないように、と伝えるよう指導しています。
実際にとある部活メンバーの一人が校内で撮影したと思われる動画を投稿した時、校則違反でその部活の携帯を一週間集めて没収しました。一年間、全校集会で学校全体にそのことを伝え続けたところ、生徒が「見られている」という意識を持つようになりました。最近では「今月は〇日に報告が入る、面倒なので事前に対処しておきなさい」と伝えています。それでも報告が入ることもありますが(笑)。
竹内先生)最新情報をできるだけ伝えるようにしています。最近では顔認証、指紋認証です。友達とのピースサインの写真をネット上に公開することでID, パスワードを公表しているようなもので個人情報漏洩にあたるかもしれない。そんな危険な時代を生きていかなければならないのだと生徒たちに伝えています。
竹内先生)不満の声をそこまで聞いたことはありません。導入費を生徒数で割ればそこまで高くはないのでこれで生徒の安心を買えるのなら安いと感じました。導入にあたり足踏みをしているところも多いと思いますが業務は楽になるのでは、と思います。
竹内先生)女子高、中高一貫校、私学の学校にはお薦めしたいです。特に女子高は不健全な出会いから生徒を守るという意味でも活用できると思います。SNSでアイドルのチケットをくれるなどと声をかけられた場合、出来心で知らない人と繋がってしまうこともあると思います。女子高はそんな外部からの危険もあるので生徒を守るためにも導入しておいたほうがいいのでは、と思います。
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竹内先生、お忙しい中でインタビューにご協力いただき、
ありがとうございました!
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