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オンライン行事のポイントとは?

2020.10.14

 文化祭シーズンになりましたが、今年は新型コロナウイルスの影響で通常通りの開催を見送る学校が増えています。一方で、オンラインを活用した「オンライン文化祭」を開催するという話をよく耳にするようになりました。様々な工夫を凝らして生徒様の思い出に残る企画を行う一方で、「インターネットに生徒様の画像や動画をどこまで載せるべきだろうか」、「オンラインで行事を開催するリスクはどこにあるだろうか」というご相談が寄せられています。そこで本記事では、学校で開催するオンライン行事で画像や動画を取り扱う際のポイント例を紹介します。

①公開する範囲は「限定公開」がオススメ

例:閲覧できる人は生徒と保護者のみ

Youtubeのような動画投稿サイトでの公開範囲を「限定公開」として閲覧できる範囲を制限し、閲覧権限がある人にのみURLを配布する方法です。これにより広く一般の方の目に触れるリスクを抑えることが出来ます。ただし、閲覧権限がある人がURLを公開したり転載してしまうリスクも考えられますので、絶対に安全とは言い切れない部分もあります。このような事態を防ぐために、閲覧権限を持つ生徒や保護者へはネットリテラシーについての資料を配布したり、講座を開いたりする啓発をセットで実施されることをオススメします。

 

<参考>Youtubeでのプライバシー設定の変更方法

設定画面にある「プライバシー」または「公開設定」から、「公開」「非公開」「限定公開」を選択出来るようになっています。

詳しくはこちら:https://support.google.com/youtube/answer/157177?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja&oco=0

 

例:部活関連は一般公開OK、クラス発表は生徒のみ

オンライン文化祭を開催する学校の事例ですが、部活関連の紹介は一般公開OK、クラス発表は生徒のみの公開というように使い分けていました。部活については普段から試合や練習風景等を公開しているので、広報活動の一環として一般公開されているようです。

②ダンスや音楽等の発表は顔が映らないように編集

例:引きの状態での撮影や楽器を映す等の工夫

ダンスや音楽等の発表をする動画を作成される際は、生徒の顔が判別出来ないくらいの引きの状態で撮影したり楽器や小道具を映したりする等の工夫をしてみましょう。また、動画を撮影する時には、背景の掲示物等からクラス等の情報が漏れてしまわないように注意が必要です。

③顔を出す場合は、事前に生徒と保護者に承諾を

例:オンライン文化祭用の承諾書を配布

多くの学校では、入学時や年度初め等に生徒の写真使用について承諾書をとっているかと思います。これとは別に、オンライン行事のメリットやリスクを伝えた上で、別途行事用の承諾書をとることをオススメします。生徒、保護者双方の理解と承諾が必要です。

 

 

参考資料:

・0円で卒業式のオンライン配信検討時のリアルなFAQ

 (オンライン行事での注意点が紹介されている記事です。)

 https://note.com/tkimura12/n/n69edc9332f64#jm6cg

 

・オンライン授業でのお悩み記事

 (オンライン配信時に配慮するポイントを紹介しています。)

 https://school-guardian.jp/useful/hotline/

 

・生徒の写真・動画取扱時の注意点と対策

 (肖像権侵害や二次利用のリスクについて紹介しています。)

 https://school-guardian.jp/useful/photo/

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