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なりすましアカウントの責任

2020.04.17

先日、志村けんさんの訃報が報道され、ネット上には追悼の言葉が数多く投稿されています。たくさんの方に様々な影響を与えていた方の訃報は、重く辛い出来事です。
そんな人々の言葉が流れる中、Twitterではあるアカウントが複数作成されていました。
「ザ・ドリフターズ」の加藤茶さんを名乗ったアカウントです。
作成されたアカウントでは、追悼の言葉や今後についてのつぶやきなどが行われていました。

なりすましアカウントとは

度々話題になる「なりすましアカウント」とは、どういうものなのか。

「なりすまし」とは、第三者が全くの別人のふりをして、インターネット上で活動することを表します。

今回の加藤茶さんのなりすましアカウントでは、まるで本人が発言しているかのような訃報への言葉やこれからについての発言が行われておりました。


【なりすましとパロディの違い】

なりすまし以外にも、「パロディアカウント」というものも存在します。

こちらは、自分以外の第三者のアカウントを作成するところまでは、なりすましと同じですが、「このアカウントは本人のものではない」と明言されています。この二つのアカウントの違いは、「本人と名乗っているか否か」という部分です。

なりすましアカウントは違法なのか

なりすましアカウントの作成は、特に違法ではありません。ただし、民法上では氏名権やプライバシー権を侵害していると捉えることもできるため、削除や損害賠償を求めることは可能です。

作成されたなりすましアカウントの中には、好意的な発言を行っているものから、なりすました人物の評価を落とすため、攻撃的な発言や不快な発言を繰り返すものもあります。

不適切な発言を繰り返し、なりすました人物の評価を落とすことが目的と判断されれた場合は、こちらは名誉棄損に該当すると判断されるでしょう。

なりすましアカウントを作成されてしまったら

ネット上で度々話題になるなりすましアカウントですが、皆様の中には「なりすましアカウントを作成されるのは芸能人とかだけでしょう?」と考えている方もいるかもしれません。

しかし、実は一般の人々もなりすましアカウントを作成されることはあります。

その場合、なりすました人物の評価を落とすためなどの理由だけではなく、なりすまされた人の友人を悪徳サイトへ誘導しやすいようになりすますなど、不正行為の責任を擦り付けるために行われることがあります。

 

もしも生徒様や先生のなりすまし被害が発覚したら、まずは各サイトのルールを確認し、手順に従って通報しましょう。サイトへの連絡は、身分証の提出など個人情報を送る必要がある場合もありますので、未成年の方は必ず保護者や学校の先生など、信頼できる大人へ相談するよう、普段から呼びかけてください。

また、その際に問題のアカウントに関するスクショを保存しておくと、現状の説明がしやすいだけでなく、証拠としても有効です。

なりすましは、現時点で何の被害がなくても、今後思いもよらないトラブルに巻き込まれる可能性があります。放置せず、なるべく早く対処するようにしましょう。

私たちは、対策としてネットパトロールを提供しています。

ネットトラブルに巻き込まれることを未然に防ぐ対策として、弊社ではネットパトロールのサービスを学校・自治体へ提供しています。ネットパトロールは、子どもたちの被害を防ぐため検索・監視を行い、学校非公式サイト等やSNSの不適切投稿の早期発見に繋げています。個人情報流出やネットいじめや、出会いや犯罪等に繋がる恐れのある投稿をいち早はやく学校関係者へ報告し、その対策について総合的に支援するコンサルティングサービスです。

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