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SNS各社の不正ログイン防止の取り組み

2021.08.19

今年の6月、SNSの乗っ取りから女子中学生が性被害に遭う事件がおきました(本文にて紹介)。SNSの乗っ取りは、この事件のような「性被害」だけではなく、「違法行為」や「個人情報の搾取」等の犯罪や、「人間関係の悪化」、「企業や学校の信頼度の悪化」にも繋がる危険性があります。
それを防ぐためにも、各社の「乗っ取られた場合の対策」や「乗っ取り防止策」を紹介します。

SNSアカウント乗っ取りに関連する事件事例

今年になってからも、SNSの乗っ取り被害は後を絶たない状況です。

昨年はTwitterの大規模乗っ取りがあり、多くの海外著名人のアカウントが被害に遭いました。
この事件では、結果的に仮想通貨の高額詐欺被害に繋がっています。
また、驚いたことに、この詐欺被害は米国の17歳の子を含む3人(19歳・23歳)が犯した事件でした。

 

日本でも芸能人やインフルエンサーのアカウントが乗っ取られる事件も多発しています。

フォロワー数が多い方のアカウントは、「信頼性や影響力を持つ為、狙われやすい」と言われており、著名人の方は「誕生日やペット名等のプロフィールが載せてあり、パスワードも推測されやすい」とも言われています。

 

では、学校や子どもたちのアカウント乗っ取られ事件では、どのような事件があるか紹介します。

読売新聞オンライン:児童の写真など流出、教諭のアカウント乗っ取りで…大阪教育大付属https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20210525-OYO1T50016/

この事件は、クラウドサービスのアカウント乗っ取りであり、SNSの乗っ取りではありませんが乗っ取られる仕組みは同じです。

同じIDや同じパスワードを使いまわしていたり、異なるIDやパスワードを使っていても他のサービスで騙されて入力してしまうと、乗っ取り被害に遭う危険性は高まります。

 

子どもの乗っ取られ事件では、次のような事件もあります。

読売新聞オンライン:女子中学生のSNS乗っ取り「母親が下着製作の仕事」「手伝って」…着替え映像を送信させる
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210622-OYT1T50093/

こちらは、女子中学生のSNSアカウントが乗っ取られ、そのアカウントのフォロワーの別の女子中学生の着替え映像を送信させるという事件でした。

映像を送信した女子中学生にとっては、乗っ取られた女子中学生のアカウントはフォローしていましたし、元々知人であったかもしれませんので、「信頼している方からのお願い」ということで送信してしまったのかもしれません。

 

このように、アカウントの乗っ取りは、信頼関係を突いてきます。
結果的に、犯罪行為に巻き込まれる危険性もありますし、人間関係の悪化に繋がる危険性もあります。

 

そのような危険に巻き込まれないためには、先ずはインターネット上には「乗っ取り」という犯罪があり、信頼している相手であっても、「普段と異なる投稿」や「怪しいDM」等に関しては信じすぎず「対応を中止」し、「周りの大人に相談する」ことが重要です。

SNS各社のセキュリティ対策

不正アクセス防止に向けての対策で、直近のニュースを紹介します。

Impress Watch:Instagram、「セキュリティの確認」通知。不正アクセス防止
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1337994.html

Instagramでは、7月13日から数ヶ月掛けて、全ての利用者に表示することを予定しているとのことです。

 

また、次はSNS各社の「乗っ取られた際に行うべきこと」と「乗っ取られ防止に行うべきこと」を紹介しています。

■Instagram
・Instagramアカウントが不正アクセスされたと思われる場合は、どうすればよいですか。
https://help.instagram.com/149494825257596?helpref=uf_permalink       

・Norton:Instagram(インスタグラム)を乗っ取られた時の復旧方法と予防策
https://japan.norton.com/instagram-cracking-8869

 

■Twitter
・Twitter ヘルプセンター:アカウントが乗っ取られた場合のヘルプhttps://help.twitter.com/ja/safety-and-security/twitter-account-compromised       

・Twitter ヘルプセンター:アカウントのセキュリティについて
https://help.twitter.com/ja/safety-and-security/account-security-tips

・Twitter ヘルプセンター:2要素認証を使う方法
https://help.twitter.com/ja/managing-your-account/two-factor-authentication

 

■LINE
・BIGLOBE LINEに不正ログイン通知が来た!すぐに行うべき2つの対策
https://join.biglobe.ne.jp/mobile/sim/gurashi/line_illegality_login/       

・Canon サイバーセキュリティ情報局:LINEアカウントを乗っ取られないためにできること
https://eset-info.canon-its.jp/malware_info/special/detail/200728.html

上記ページに記載がある通り、他の人が不正ログイン(普段使用していない端末でログインした場合を含む)をした危険性がある場合は、通知がきます。その通知に心当たりがない場合は、必ず確認をしてください。
他の人が不正ログインをした危険性がある場合は、「パスワードの変更」や「パスワードのリセット」をしてください。

 

また、不正ログイン防止対策としては、2020年8月の記事に記載されておりますので、ご確認ください。
特に、不正ログイン防止対策には、パスワードの強化として「二段階認証の設定」がオススメです。

・参考ページ:「SNSのアカウントが乗っ取られた!」を防ぐために
https://school-guardian.jp/useful/sns_account_trouble/

 

SNSアカウントの不正ログイン(乗っ取り)は、上記のように多様な被害に発展する恐れがあります。
しかし、大人も含めて不正ログインに対して、予防法を調べたりアカウント作成時に取り扱い説明書を確認して対策している方は多くはないと思います。
不正ログイン(乗っ取り)の被害にあった際に慌てて設定をしている方が多いと思います。

とはいえ、不正ログイン(乗っ取り)トラブルは、事前設定等で防げる可能性が高いです。
トラブルが発生する前に、「設定の見直し」や「二段階認証の設定」を推奨する事をオススメ致します。

 

※なお Web サイトについては、2021年8月10日に掲載されているものを参照しています。

私たちは、対策としてネットパトロールを提供しています。

ネットトラブルに巻き込まれることを未然に防ぐ対策として、弊社ではネットパトロールのサービスを学校・自治体へ提供しています。ネットパトロールは、子どもたちの被害を防ぐため検索・監視を行い、学校非公式サイト等やSNSの不適切投稿の早期発見に繋げています。個人情報流出やネットいじめや、出会いや犯罪等に繋がる恐れのある投稿をいち早はやく学校関係者へ報告し、その対策について総合的に支援するコンサルティングサービスです。

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